終業式の日。


なぜかそわそわしているナギからお使いを頼まれるハヤテ。



どうやら何かハヤテを驚かせる企画を実行するために、ハヤテを外に行かせたいらしいが、ハヤテに秘密にしたいがために言い方が冷たくなってしまう。



ナギの言葉に本気で落ち込み、力無く歩いていたハヤテは謎の執事派遣会社に簡単に拉致され、引き抜きの話を持ちかけられる。

支度金として一億五千万円を提示し、
「本当にお嬢様の為を思うなら、この金ですぐにでも綺麗に借金をお返しすべきじゃないですかね？」

と。


当然断り、会社を後にするハヤテだったが、
”自分が三千院家に居るのは、ただの自分のわがままでは？”
と悩み始める。



そんなことを悩んでると、ナギから頼まれたお使いの品を落としてしまう。




その頃、ナギは、皆に手伝ってもらい、ハヤテの進級祝いパーティーの準備を進めていた。

ナギが腕をふるい、食える料理が出来ると言うのが驚き。

きっと凄く頑張ったんでしょうね。





そこへ、色々有ってボロボロになりながら、やっとのことでお使いの品を手に戻ってきたハヤテ。

状況を理解し、驚きを隠せない。


さらに、ハヤテが必死に守ってきた物は、ナギからハヤテへのプレゼントだった。


中身は高価そうな懐中時計。

ハヤテ「頂けません！こんな立派な物。」

借金をし、屋敷に置いてもらって、さらにこんな物までもらえない。


ナギ「水臭い事言うなハヤテ！」

思わず怒鳴りつけるナギ。
その目にはうっすら涙が。

皆に相談して選んだその時計には、ある特別な想いが込められていたから。





二人の絆がより深まりましたね。