
リンネの過去話の続きから。
どうやら有名企業の娘が起こした事件として、当時ニュースにもなったらしい。
ただ4年前となると、アインハルト達年長者組でも9歳くらいだから熱心にニュース見てた子は居ないんだろうな。
JS事件の衝撃がまだ治まってない頃だろうし、そもそもノーヴェなんかはまだ更生中だったかも。
イジメっ子は3人とも後遺症が残る怪我ではなく、リンネの転校を条件に示談で済んだとの事。
しかし養父母に多大な迷惑を掛けた事を後悔したリンネは、ベルリネッタ家へ戻らない覚悟を決め、カウンセラーだか保護師だかが離席した隙に逃げ出してしまう。
あても無く彷徨うリンネ。
そんなリンネを、付け狙う目が。
男達に突然車に押し込まれ、廃墟へ。
エロ目的か金目的の誘拐かと思ったら、いじめっ子の兄貴が復讐しに来たのかよ!
こんな小さい子相手に殴る蹴る。
犯人「なんでこんな目にあってるかわかるか?先週お前がブン殴って病院送りにしたサラはな、あいつは鼻と頬骨が折れてる。痛がって怖がって毎日泣いてんだ!」
お兄さん、妹さん自業自得ですよ!
それなのに、「最後にもう一度フーちゃんに会いたかった」なんて死ぬ覚悟さえしてるリンネ。
そこに、救いの手が!
突然現れ、主犯格以外をあっと言う間に倒してしまうあの人。
犯人「なんだテメェ!」
ジル「通りすがりの元格闘家です。」
ジルコーチ元格闘家だったのか!
犯人「いいか?このガキは犯罪者なんだよ!うちの妹の顔面をグチャグチャにしやがった。」
犯罪者はともかく顔面潰したのは事実だからそこは否定しないリンネ。
ジル「だからって…攫って敵討ちとかはいけないでしょ。ましてそんないやらしい感じに。」
いやらしい感じw
これの前の殴る蹴るを見てないからな。
ここだけ見ると幼女を縛ってこれから何かするみたいだw
ただ、おとなしくしていたリンネも次の言葉には黙っていられない。
犯人「うるせぇ!こいつにやられた妹も友達も何も悪いことなんてしてねぇんだぞ!」
「友達同士の軽口にこいつがキレてそれでいきなり。なのに示談になったらこいつは無罪とか…」
リンネ「彼女から…そう聞いたんですか?」
「彼女から…そう聞いたんですか!?」
腕を拘束していた結束バンドを力任せにブチ切るリンネ。
あーあ、怒らせちゃった。
リンネ「事実と違います。私は彼女と友達なんかじゃなかった。軽口だけじゃなかった。もっと悪質な、嫌がらせと攻撃があった。あの子達が、私と祖父と、スクーデリアにした事を謝ってくれるなら、私も、暴力を振るった事を謝ります。」
「その後で、あの子達が私に、同じだけ殴り返したいと言うなら、それは黙って受け止めます。」
「だけどもしも、彼女が家族にまで嘘をつくような人であるなら…私は、もっと、許せなくなる。」
犯人の腕を捻り上げてドスの聞いた声で宣言。
放された手首を押さえて怯える犯人。
ジルに頭を下げるリンネ。
そこでふと、
リンネ「そういえばすみません。サラって、三人の中のどの娘?」
リンネこの頃から一言多いw
逆上してナイフを持って襲い掛かる犯人を、ジルが一蹴。
こうしてジルと出合ってリンネは格闘技始めたのか。
同じ事を繰り返さないように、ただ強くあるために。
そんなリンネの過去を知ったフーカは、現在の状況に納得。
今更自分に出来る事など何も無く、口を出してもそれはただのお節介になってしまう。
ただ、それはそれとして、対戦相手を見下すような今のリンネの目が気に食わない。
だからぶん殴る。その後の事は殴ってから考えると宣言。
そんな中、フーカ用のデバイスが完成。
届けに来たのはファビア!
アスティオンの同型機『ウラカン』。
融合型デバイスって言ってたけど、やっぱりティオは融合型に分類されるのか。
確かに戦闘中は体の中に入ってるもんな。
でも、リイン達と違って中身は機械でぬいぐるみは外装なんだよな?
中に入らないで戦闘中は体のどこかに装着してるくらいの方が良かったな。
さて、ウラカンも完成したという事で、いつものメンバー以外を呼んでスパーリングをする予定になっていたらしい。
ミカヤ、ハリー、エルス、に加え、シャンテまで登場。
豪華なメンバーだ。
ここでフーカの初武装。
ウラカンに自分の名前に似た響きの『ウーラ』と愛称をつけ、セットアップ。
バリアジャケットのデザインはアインハルトを参考にしたらしい。
アインハルトのものより色が濃くスポーティーでちょっとボーイッシュな感じ。
ヴィヴィオ達の感想も「覇王流っぽい!」
さて、これでようやく試合の出場資格を満たしたわけだけど、ここからどんな格闘家に成長していくのか楽しみです。
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