
槙島の次の計画が始まった。
・薬局で薬の強盗殺人事件。
・街のド真ん中で撲殺事件。
・現金輸送車襲撃事件。
そのどれもがスキャンに引っかかる事なく行われ、撲殺事件なんか周りに大勢の人が居るのに誰も通報しようとしない酷い有様。
『犯罪が起こる事を全く想定していない人々』とは言っても、動画サイトにアップする前に一人くらい警察に通報しろよ!
殺人事件自体よりもこの社会の歪みを象徴する場面でした。
こんな堂々と犯罪を犯せた理由は、犯人達が被ってるサイマティックスキャンを欺くヘルメット型の機械。
殺人犯は突き止めたものの、このヘルメットのせいでドミネーターは使えなかった。
だけど機能の見当が付いてしまえばこっちの物。
槙島が流したこのヘルメットは、周囲の人の正常なサイコパスをコピーして装着者のサイコパスを偽装する機能を持っていた。
要は周りに正常値の人間が居なければ問題無い。
と言うわけで無人区画に追い込んで、見事執行終了。
一方、輸送車襲撃犯はと言うと…
槙島を襲ってヘルメットを全て自分達の物にしようとする犯人グループ。
しかし槙島は、
『これは、啓蒙のための道具だったんだ。』『人が、人らしく生きるために。家畜のような惰眠から目を覚ましてやるために。』
と語り、犯人達へも哀れみを込めて…
槙島強ぇw
犯人は自業自得だ。
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