―世界と世界のゲーム―、プロスフェアー戦がメチャクチャ熱い!!
雑誌掲載時にも読んだけど、何度読んでも面白いです。
超高度術式合成麻薬が『外』に流出する事件が起こる。捜査を開始するライブラだったが、手掛かりはゼロ。
そこでクラウスは、K・Kだけを伴い、異界の顔役との謁見に臨む。
ゲームの代償として情報を聞き出すために。
クラウスの趣味として出てきた『プロスフェアー』がこんな使われ方をするとは!
チェスを病的なまでに複雑化したようなゲーム、プロスフェアー。ルールの詳細は分かりませんが、台詞と盤面からその複雑さは伺えます。
ちなみにザップは”ルール聞いただけで吐きそうになった”とのこと。
対局中の台詞が熱い!
「人は弱い その弱さ故 時に矜持を捨てた行動をとる事もあるだろう」
「だがそれが何だと言うのだご老体 例え千の挫折を突きつけられようとも 私が生き方を曲げる理由にはならない」
ヴァッシュに劣らぬ度を越えた”頑固者”です。
命がけの長時間対局に挑んで、その後もまだ趣味として楽しめるのが凄いw
ザップやレオは、クラウスがまさかプロスフェアーの対局で情報を掴んで来たとは夢にも思ってないんですよね。
つーかヤマカワさん恐るべし。
他の部分にも秀逸な台詞が。
ザップとスティーブンの一連の会話、特にザップの「薬って…首切られても死なない人間を作るのが薬物の仕事とでも?」って台詞が凄く好きです。
内藤さんの生み出す台詞はいちいちカッケー。
あとは、―BLOOD LINE FEVER―でチラっと出てきたパトリックの助手可愛いな。名前出てきてないよな。
今後の登場に期待。
できれば性格もちゃんと可愛いと嬉しいです。
スポンサーサイト
| ホーム |