Fate/stay nightをプレイしたのは友達に薦められたからってのもあったんですが、実はFate/Zeroを読みたいからというのが一番の理由でした。
外伝を読む前準備として本編をプレイしたって事ですね。
Zeroが無ければFateに触れてなかったかもしれません。
そういう経緯で読み始めたんで、期待しまくりだったわけですが…。
果たして、虚淵さんの書くFateはしっかりと期待に応えて、否、期待を上回って余りある物でした!
Fateの特色である、食欲をそそる良い匂いが漂って来そうな料理の描写が全くと言っていいほど無いのが少し寂しいと思うものの、代わりに漂って来る硝煙とガソリンの匂いでそんな感情もかき消されてしまいます。
あとまさかクトゥルーが出てくるとは思いませんでした。
プレラーティーズ・スペルブックってルルイエ異本のイタリア語版なんですね。
調べて初めて知りました。
stay nightでは断片的に語られるのみだった第四次聖杯戦争。
最初はウェイバーとか雁夜を応援しかけるんですが、stay nightの過去編である以上結末は決まってるんですよね。
結局雁夜はあんな風になっちゃいますし。
救い無ぇ。
まあ、これに救いをもたらすのがstay nightのHeavens feelなわけですが。
切嗣の苦悩、セイバーと切嗣の齟齬、雁夜の憎悪等が程良くミックスされ、えも言われぬ風情を醸し出しています。(酷いw)
その中にあって、ライダーとウェイバーの存在が一服の清涼剤の役割を果たす意外と重要な位置を占めていますね。
聖杯戦争の裏側には関わらずに敗退してしまいますけど。
終結はまた悲劇。
セイバーはここで改めて切嗣の真意が分からなくなってしまいます。
stay nightでセイバーの口から語られる切嗣ってのは、冷酷な魔術師である事、令呪を使いセイバーに聖杯を破壊させた事に対する恨み言が主ですが、さすがにこれじゃ仕方ない。
そして物語はstay nightへと。
いやー、おもしろかったです。
本文だけじゃなくてあとがきも。
虚淵さんがあとがきで書いてた事は、作り手だけではなく受け手側の胸の中にもありますよね。
好きな作品が広まっていくのは嬉しい。
でもメディアミックスの名の下に、ただ商売のためだけに作られる粗悪な『商品』には飽き飽きしてる。
どうにかならないもんですかね。
まあ、だからこそ本物の熱を持った作品に出会った時の感動はひとしおなのかもしれませんが。
外伝を読む前準備として本編をプレイしたって事ですね。
Zeroが無ければFateに触れてなかったかもしれません。
そういう経緯で読み始めたんで、期待しまくりだったわけですが…。
果たして、虚淵さんの書くFateはしっかりと期待に応えて、否、期待を上回って余りある物でした!
Fateの特色である、食欲をそそる良い匂いが漂って来そうな料理の描写が全くと言っていいほど無いのが少し寂しいと思うものの、代わりに漂って来る硝煙とガソリンの匂いでそんな感情もかき消されてしまいます。
あとまさかクトゥルーが出てくるとは思いませんでした。
プレラーティーズ・スペルブックってルルイエ異本のイタリア語版なんですね。
調べて初めて知りました。
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最初はウェイバーとか雁夜を応援しかけるんですが、stay nightの過去編である以上結末は決まってるんですよね。
結局雁夜はあんな風になっちゃいますし。
救い無ぇ。
まあ、これに救いをもたらすのがstay nightのHeavens feelなわけですが。
切嗣の苦悩、セイバーと切嗣の齟齬、雁夜の憎悪等が程良くミックスされ、えも言われぬ風情を醸し出しています。(酷いw)
その中にあって、ライダーとウェイバーの存在が一服の清涼剤の役割を果たす意外と重要な位置を占めていますね。
聖杯戦争の裏側には関わらずに敗退してしまいますけど。
終結はまた悲劇。
セイバーはここで改めて切嗣の真意が分からなくなってしまいます。
stay nightでセイバーの口から語られる切嗣ってのは、冷酷な魔術師である事、令呪を使いセイバーに聖杯を破壊させた事に対する恨み言が主ですが、さすがにこれじゃ仕方ない。
そして物語はstay nightへと。
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本文だけじゃなくてあとがきも。
虚淵さんがあとがきで書いてた事は、作り手だけではなく受け手側の胸の中にもありますよね。
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どうにかならないもんですかね。
まあ、だからこそ本物の熱を持った作品に出会った時の感動はひとしおなのかもしれませんが。
TYPE MOON
発売日:2007-01-13
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発売日:2007-03-31
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発売日:2007-07-27
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発売日:2007-12-29
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