
漫画『魔法少女リリカルなのはViVid』の続編的アニメ。
孤児院で暮らしていた少女、フーカとリンネ。
幼馴染みで姉妹のような関係として、
貧しいながらも明るい未来を夢見て過ごしていた二人。
しかし。フーカとリンネに訪れた『二度の別離』が、
二人の運命を変えてゆく――。
ある日、街の不良グループと一人で喧嘩し、病院に運び込まれたフーカ。
フーカとしては売られた喧嘩を買っただけなのだが、喧嘩の度に社長が警羅隊に指導されるため、愛想を尽かされ仕事をクビになってしまう。
しかし、喧嘩で倒れた際にフーカを見つけたアインハルトに導かれ、ナカジマジムに住み込みで働きながら格闘技選手の道に進む事に。
ここに、カイザーアーツを継ぐ新たな格闘家が誕生する!
基本的には、リンネとの直接対決を目指して強くなるフーカの物語なんですが、主人公のわりにはフーカ視点が少ない。
終盤はさすがに主人公らしかったけど、もっとフーカ視点が多ければ良かったと思います。
あと、止め絵が多かったりセットアップシーンのバンクが多用されていたり手抜き感がすごい。
止め絵は西村監督の特徴らしいですが、流れを止めずに一瞬で変身して欲しい所でもバンクを入れて時間稼ぎするから勢いがなくなる。
ちなみに、『変身』と書きましたが、バリアジャケット装着という意味ではなく、ミウラまで大人化変身魔法を習得し、さらにはフーカにも変身魔法を使わせるんですよ。
変身なんて難しそうな魔法。デバイスの補助があるにしても。
みんな仲良く変身するよりも、『細かい魔法は使えないけど打撃力は強い』みたいな方がミウラやフーカの個性が出たと思うんですけど。
あと、StrikerSで「卒業式」と揶揄されたエリオとキャロのあのシーンみたいに、台詞をリレーする話し方が各所にあって気になります。
とは言え、リリカルなのはStrikerSから9年ぶりの完全新作アニメとしては価値がありますね。
各話個別感想
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