
前回でも軽く出てた、リンネの過去。
ベルリネッタ家の養子になってから入った学校で受けたイジメについて。
目立たないようにしてたのに、体力測定で指導通り本気を出したら凄い成績で運動部の勧誘殺到。
それと同時に格闘系のタチの悪いグループに目を付けられてイジメの対象に。
明るく活発で、最初からクラスの中心になるような人気者だったら手を出して来なかったかもしれないけど、超人級の体力を持ってたのは引っ込み思案なリンネだったから、いじめっ子達は自分達の方が格上だと勘違いしちゃったんだな。
そして、陰湿なイジメが始まる。
とは言え、学校の備品にまで手を出したら学校側もイジメを認識してたと思うんだけど、何か対応したんだろうか。家に連絡するとか。
養父は心配して「何かあったか?」って聞いてくれてたけど、笑顔で事実を隠すリンネ。
まあここで「学校で突っかかってくる変なのが居て最悪!」って言うような気の強い子だったら問題はここまで深刻化してないだろうしな。
ついに越えてはいけない一線を越えてしまうイジメっ子達。
物にどれだけの価値や思い入れがあるかなんてのは分からないんだから、わざわざ大切だって言ってる物に手を出すべきではない。
でもそれだけなら壊したわけではないし、この子達もそれなりに家が裕福なんだろうから問題になってもいざとなれば金で解決できると考えてたのかもしれない。
でも家族からの重要な連絡を妨害し、あまつさえ昏倒させたまま放置するのは取り返しが付かない。
それにしても、通信端末ちょっと脆すぎない?魔法デバイス並の強度とは言わないまでも、踏んだだけで壊れるのはどうなんだろう。地球でも頑丈な携帯が出てる中、ミッドチルダの通信端末があの程度の強度なのはどうかと。
それともイジメっ子が踏む力が強かったのか。でもあそこは踏んで壊すんじゃなくて遠くに蹴るくらいの描写の方が良かった気がする。
とにかく、この事件がリンネを『自分が弱かったから悪い。強さがあればこんな事にはならない』という考えに導いてしまい、いじめっ子達はすぐに報いを受けるハメに。
リンネの怪力で予想以上の怪我になってたけど、引き際も分からないバカ共だったからここまでされても仕方ない。
この後どうなったかは今後語られるんだろうか。
ところで、冒頭でキャリー選手(8位の人)が病院送りになったって話が出てたけど、大会の安全機構って不十分だよなー。
DSAAルールでは、実際のダメージをカットして、代わりに攻撃がヒットするとライフポイントが減りクラッシュエミュレートというダメージを擬似的に再現するシステムが働くけど、威力の高い攻撃はカットしきれない。
インターミドルチャンピオンシップのアインハルトVSコロナ戦では双方実際に軽傷を負い試合後医務室で手当てされてたし、ミカヤはジークのガイストクヴァールで右手首から先を粉砕された経験があるらしい。
現実の格闘技でも怪我や死亡事故ってのはあるものだろうけど、ジークのような『直撃=死』レベルの破壊力を持つ魔導師が存在する中でこの程度の安全対策では危険すぎる。
死ぬ覚悟で出ろってスタンスの裏試合でもないのに。
それで全力を出さないままインターミドルチャンピオンになってるジークは凄いんだけど、殺しちゃうと思って手加減したら負けましたっていうケースは無いんだろうか。
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