
悠々と空を飛ぶクジラ。これまでで一番のファンタジーでした。
それにしても、喫茶店の娘に自信たっぷりにホットケーキ出せる圭凄いな。
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家庭科の調理実習。
メニューはカレーライス、ハンバーグ、サラダ、クッキー。
幼い頃の失敗で料理に苦手意識がある那央はサラダを希望するけど、あみだクジでハンバーグ担当に。
でも教わりながら落ち着いてやればちゃんと出来るから、不器用ではないんだな。
空気抜きの時に調子に乗って落としたけどw
那央「………これ、圭のね。」
圭「おい。」
タネが出来て、あとは焼くだけ。
真琴「あ、ひとつハート型ですね。可愛い。」
那央「これには私の愛情が入ってます(`・ω´・)+」
圭「目印だろ。」
この那央と圭の何気ないやり取りが、仲良いなーって感じで好き。
圭のカレーは、隠し味に蜂蜜を入れて味をまろやかに。
圭「ちゃんと煮込まないととろみ無くなっちゃうんだけどな。」
那央「なんでそんな事知ってんの。乙女か。」
穏やかだし料理できるし、良い夫になるな。
真琴のクッキーは、生地を休ませて次に型抜きと焼く工程。
那央「なんかさ、魔女伝統のクッキーみたいなのとか、あったりするの?」
真琴「うーん。伝統ってほどじゃないですけど、おもしろいクッキーならありますよ。」
魔女の間では縁結びのお菓子というそのクッキーの名は、”魔女の小指”。
那央がどんな可愛いクッキーを想像してたか知らないけど、名前からして可愛さは感じられなかっただろw
翌日は、倉本農園の林檎摘花作業。
真琴と茜も手伝いに。
作業が初めての真琴達に、父ちゃんが説明する。
しかし、なるべくゆっくり分かりやすい言葉で説明したのに、これでもダメなのかw
ちょっと質問すれば理解できそうな気がするけど。
啓司「摘花作業ってやづは、枝さこう花っこまとまって咲いてるべ?
これひとつひとつ林檎さなるのさ。
んだばってこれ全部なってまれば、良いもんさなねーのさ。
んだはんでひとつの花さ養分行くように、まんびくんす。
こうやって、いぢばんおがってる中心花だけば残して、ほがのは取ってまる。
こうなれば良んす。分がった?」
茜、真琴「???」
真琴「あの~、すみません。摘花って作業って事しか。長文になると、まだちょっと。」
茜「あっはっはっはっは。パーパぁ日本語で説明してよぉ。いきなりフランス語って。」
なので父ちゃんに呼ばれて、今度は圭の説明。
圭「これが、ひとつひとつ林檎になるんだよ。」
茜、真琴「へぇ~」
圭「でも、全部実っちゃうと、出来の悪いのが出来ちゃうのよ。
だから、ひとつの花に養分が集中するように、間引きすんのさ。
こうやって、一番育ってる中心花ってのだけ残して、他のは取っちゃう。
分かった?」
茜、真琴「なるほど~」
この差w
父ちゃん寂しそうだ。
作業中、木の上から見えた初対面の手伝いのおばちゃんに迷い無く
「おばちゃ~ん!」
って手を振れる真琴の対人力うらやましい。

真琴「私、今うちで野菜作ってるんですよ。」
那央「へぇ!そりゃすごい。」
真琴「それで、植えた枝豆から花が咲いたんです。見たことあります?枝豆の花。」
那央「あ、いや、無いけど。」
真琴「それがすっごく可愛いんです。なおさんにも見てもらいたくてぇ。」
那央「…たまに思うんだけどさぁ、真琴って本当に女子高生なの?」
真琴「え?」
那央「…お婆ちゃんと話してるみたい。」
真琴「……え?」
まあ確かに、ガーデニング好きのおばちゃんっぽくはあるw
倉本家を訪れた那央、茜と初遭遇。
何か話したわけでもないけど、なかなか強烈な初対面だったなw
このあとの二十日大根収穫のシーン凄く良かった!
会話とか間とか仕草とか、実に癒される。
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