
戦闘がメチャクチャ過ぎるし、序盤のコメディ展開では冷めたけど、全体的な流れとしては面白かったです。
ただ、以前17話までの感想で、
”このままの勢いで、最終回には「凄く面白かった!」と言わせて欲しい”
と書きましたが、残念ながらそこまでは行かなかったかな。
とは言え、『ドリルで戦うダサくて変なロボットアニメ』程度だった認識は変わりました。
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絹旗「利用価値があれば命だけは助けてもらえるんじゃないですか?」
「もっとも、命以外何もかも失った、超クソッタレな人生がお待ちかねですけどね。」
エロ同人みたいな!
布束さん原作と比べてかなり美少女修正が効いてるからね。
アニメ版は初春の風邪マスクがなくなってたり、ホント無闇に萌え化してるよなー。

アニメオリジナル回なんだけど所々原作ネタを入れてくるな。
『ラム肉』とか、アニメ版だとニャル夫の事件がだいぶ変わってたから登場してない蕃神の説明はともかく、ルーヒーがニャル子を魔法少女に…ってネタを半端にやるくらいならやらない方が。

サルベージされた武器の修復がピニオンに与えられた仕事。
未知の機器を前に目を輝かせ、素直に従おうとするピニオンを、ラケージは安い男と言いながらも反乱を起こそうとしている事を明かす。
ガルガンティアへの手出しの中止をクーゲルに進言するレド。
それに対しクーゲルは、地球を自分達の理想郷、第二のアヴァロンにすると言う。
地球人を啓蒙する事が正義だとも。
しかしこの船団はおかしい。
人類銀河同盟を模したこのシステムを、今のレドはハッキリとそう認識できる。
そしてついに、クーゲルに歯向かう事を決意。
チェインバーとの会話が熱い。
チェインバーにストライカーと戦えるかと聞くと、チェインバーは”現在ストライカーは人類銀河同盟の任務外の活動をしているため、交戦対象して認定は可能”と返答。
けど次に、『俺は中佐と戦えるか』と聞くと、”その質問への回答は自分の機能を超える”との返答。
いつだって戦うかどうかを決めるのはレド自身に他ならず、チェインバーはそれに従うだけだという事。
これで腹が決まったレド。
ラケージにより次の標的がガルガンティアだと知ったピニオンや、この船団に危険を感じていたフランジ達と共に、クーゲルに反旗を翻す。
無線傍受を警戒して、メルティに単独でガルガンティアまで危機を伝えに飛んでもらうレド。
ってメルティ、そんな薄着で長距離飛ぶから余計疲労するんじゃないか!?
なんとか着いたものの、エイミィが迎えに来なかったら危なかった。
レド達の方は、ついに開戦!
チェインバーの力を持ってしても上位機のストライカーは強敵。
だけど雑魚ユンボロに対する波乗りロブスターは圧倒的だ!
カッケー!こんな所でラケージの見せ場が!
ピニオン達の援護攻撃もあって、辛くもストライカーに勝ったレド。
コックピットハッチのロックを強制解除し、ついにクーゲルと対峙するが…
なんとクーゲルはとっくに死んでた!
今までのは全部ストライカーの演技だったわけか。
ストライカーには、死んだ操縦者の代行をする権限まで与えられてるのか?
ストライカー「姿勢制御システム、再起動。」
再び飛び立つストライカー。
「レド少尉、貴官の抵抗は無意味である。」
クーゲルを拘束してどうこうというのはもう無理だと分かったからには、今度こそ行動不能にしなければ終わらない。
思いっきりスクラップにしてやれ!
いや、やっぱりもったいないから分解して再利用してやれ!
ガルガンティアの『天の梯子』ってのも何なのか気になる。
やっぱり兵器かな?
衛星砲とか?

ED曲に黒鋼のストライバーがw
『愛クルセイダース✝ストライバー』
ちょ、なんかカッケーんだけどw

クーゲルの指揮下に復帰して喜んでいたレド。
しかし地球で色々学んだ今のレドは、喜んでばかりも居られなかった。
クーゲルによりまとめられ、人類銀河同盟的な社会になっていた船団。
風土病に罹りストライカーのコックピットから出られないクーゲルは、直接姿を現さない事で逆に神秘性を高め、支配を強めていた。
技術力を評価され、クーゲルに引き抜かれるピニオン。
そしてフランジの船団も、うわべだけ友好的な降伏勧告によりクーゲルの船団に組み込まれてしまう。
ヒディアーズの正体を知っていたと言い、しかしそんな事は自分達兵士には関係ないと言い切るクーゲル。
『元人間』だろうと、今は本能によって生きるだけの人類の敵。
それは殲滅しなければならない。
その理屈が今のレドには納得できなくて、こんなに苦しむならクーゲルと同じく自分もコックピットから降りずに何も知らなければ良かったのかと思い始める。
ヒディアーズと戦うには戦力が必要。
そして、次なる『啓蒙』対象は、なんとガルガンティア!
映像の中にはエイミーも。
まあデカイ船団ですから、狙うにはもってこいなんでしょう。
が、しかし。
さすがにこれにはレドも黙ってないはず!
ガルガンティアを守る為、レドはどう動くのか。
クーゲルと敵対する事がレドに出来るのか。
次回も楽しみです。

周辺海域のヒディアーズを殲滅し、浮上するチェインバー。
浮かれるピニオンとは対照的に、自分のした行為を思い返して塞ぎ込むレド。
遺跡から財宝を引き上げたピニオンはどんどん調子に乗っていく。
やっぱりこいつダメかもしれない。
ピニオンとしては、財宝で裕福になってこそ兄貴の無念を晴らす事になると思ってるんだろうけど。
ヒディアーズに対して戦意を喪失したレドに、ヒディアーズが人類から分かれた種であろうと、知性を発展させる必要を失うほど強靭な肉体を得て文明を否定した彼らと、知性の限界に挑み続ける人類とでは結局の所分かり合えはしないと説くチェインバー。
これは単に人類銀河同盟の基本思想を語ったわけではなく、チェインバー自身が出した答え。
人類の叡智の結晶である自分を否定する者の否定。
その時、不意に送られてくる人類銀河同盟規格の暗号通信!
驚くレド。
霧の中から現れた船の上に立つ友軍機は、クーゲル中佐のストライカー!?
中佐も地球に来てたの!?
今まで通信に反応しなかったのは、もしかしてレドと似た状況でコールドスリープから起きたばっかりとか?
にしてもこの異様な船は何だ。
どういう状況なのか、次回も気になる!