
おいおい。一体何がみさ希をここまで変えたのか。
腑抜けたあき穂に、珍しく熱く檄を飛ばす海翔。
これ以上みさ希に負けたままで居たくない。
何より、みさ希にあき穂が負けて欲しくない。
そんないつもの海翔らしくない熱い言葉を受けて立ち直るあき穂。
種子島に戻る足を手に入れ、これから反撃に転じられるかと思ったけど…
君島コウは何を目指してるんだ。
一方、独自調査で真相に近付いたフラウの方にも襲い掛かる魔の手。
そこに助けに入ったのは…
強ぇな。
いろんな情報が一気に出てきて、来週が待ち遠しい!
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公安局を離れ、雑賀を頼る狡噛。
二人が槙島の次の行動を予想する中で、シビュラシステム以外のこの社会が見えてきた。
食糧状況や、今までもチラッと触れられてたけど人口の現象と都市部集中。世界情勢の事も少し。
食事はほとんど遺伝子操作麦の加工食品なのか。
北陸は人が住んでない農地。
農業は仕事として存在せず、全て機械任せ。
改めて凄い世界だ。
雑賀に見せられた旧型ネット掲示板の情報から、シビュラシステムを崩壊させるには食料自給率を下げれば良いのではと言う意見に目を付けた狡噛。
もし単一種の麦に問題が起きて食料自給率が低下すれば輸入に頼らざるを得なくなり、国交を再開するという事は難民の流入にも繋がる。
食糧不足による犯罪係数上昇も相俟って、犯罪係数の測定自体が意味を成さなくなる。
槙島が狙うのはこれだろう。
一方、ドローンによって朱の元に運ばれる一挺のドミネーター。
手に取った朱に、ドミネーターが語りかける。
”あなたに全てを教えましょう”と。
一体何考えてんだ?
罠か、それとも…?
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