
前回よりもっと突っ込んだ話。
双子だけど父親違いだった葉留佳と佳奈多。
二人が生まれた後、親達は時代錯誤なしきたりに我慢できなくなり、父親の一人三枝晶が本家に乗り込み殺人未遂事件を起こして刑務所へ。
そして、母親ともう一人の父親は追放処分。
どちらがどちらの娘かは親達以外は分からなかったため、三枝の親族は二人の内劣っている方が犯罪者である晶の娘と決め付ける。
それが葉留佳。
佳奈多は分家である二木家に引き取られ、犯罪者を出した三枝本家に代わり二木家が力を持つようになる。
本家に残った葉留佳は、犯罪者の娘として事あるごとに虐待を受け蔑まれ続ける事に。
学校でいたずらを繰り返し目立っていたのは、佳奈多の監督責任を問わせようという嫌がらせだと言う。
自分の生い立ちを話しながら、取り乱す葉留佳。
だけど理樹達の言葉で次第に落ち着きを取り戻す。
そして、出所した晶を訪ねて父親の真相を聞く事を決意するが…
結果、聞きだす事は失敗したものの、何となく分かったような気が。
その夜、三枝本家の人間に叱責される佳奈多を目撃する理樹。
佳奈多と話し、二木の家で育った佳奈多も実は辛い思いをしてきたんじゃないかと感じる。
わざと悪者ぶって、本心を明かさない佳奈多。
姉妹で歩み寄れる道はないものか。
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