
今回は、宜野座回と同時に朱回。
アバンは色相が曇り気味でカウンセラーみたいな人と話す宜野座から。
ヒーリングの機械に頼るより恋人や家族に相談するのが良いと言われるが…
ドミネーターでは槙島は裁けないという朱の報告を、局長に提出する宜野座。
人的要因によるミスではないのかなんて言われたけど、そんな事は考えられない。
すると局長は、「私と君の信頼関係において」と前置きをしてとある機密情報を宜野座に見せる。
免罪体質者。
シビュラシステムの犯罪係数計測に引っかかりにくい人間は槙島以前にも確認されていて、標本事件の実行犯と目される藤間幸三郎もこの体質で、実は既に確保されていた。
200万人に一人居ると言われるそういう人間が犯罪を犯した場合、ドミネーターでは判別できないため、表向きは任意同行という形で連行した後、極秘に処理するしかない。
槙島もそのように処置する事になるが、当然極秘事項である免罪体質の事は伏せたまま。
ただ『非公開捜査』という形で捜査開始。
すると、非公開捜査では情報が集まらないからと、朱がモンタージュ作成を決断。
「記憶にある視覚情報を脳波から直接読み取って映像化する」メモリースクープという技術で、その時の記憶を追体験する事になる。
皆が心配して反対するものの、朱の決意は揺るがない。
朱「その為に犯罪係数が上がったとしても、構いません。私は執行官になってでも、槙島聖護を追い詰めます。」
宜野座「そんな事を軽々しく口にするな!」
朱「宜野座さん…。大丈夫ですよ。私ってサイコパスが曇りにくいのだけが取り柄ですから。」
そう言えば。
これは、朱も免罪体質者って事か?
朱の頑張りにより、メモリースクープは見事成功。
それにより桜霜学園の教師になって王陵璃華子の事件に関わっていた事も裏が取れ、街頭カメラ等からも情報が集められるように。
当の朱は、ショックな記憶の追体験で酷く消耗したものの、サイコパスには大きな曇りは無し。
その根性に、秀星も感服。
狡噛「常守は、あいつは、もう一端のデカだ。」
一方、悩みは家族に相談した方が良いと言われた宜野座は、唯一の家族である父親を呼び出すが…
ああ、なるほど。そういや前から因縁がある様な事を!そういう事か。
征陸!
朱のサイコパスはなぜ曇らないのか。曇ってしまった征陸の場合はどうだったのか。
疑問や想いを父親にぶつける宜野座。
最後は逆に征陸から質問。
征陸「で、お前はどうなんだ。」
宜野座「あんたに心配される筋合いじゃない。今更父親面しようっていうのか。」
征陸「出世を控えた上司を部下が気遣って何が悪い。お前がさっき俺に行った通りだ。この仕事に疑問があるなら、何か疑わしいと思う様な事を抱え込んだら気を付けろ。そこから先には、俺が嵌まったのと同じ落とし穴が待ち構えているかも知れん。」
まだ打ち解けては無いかもしれないけど、これで宜野座も多少気が晴れたかな?
しかし、征陸が父親だとは思わなかった。
二人の確執は何か他にあるのかと思てたし、そもそも忘れてた。
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