
海翔の介抱で意識を取り戻したフラウ。
ショックを受けて手首を切ろうとしたけど、空腹で力が出なくて実際切るには至らなかったけどそのまま水に浸かってたら低体温で意識を失ったらしい。
ロボット暴走事件の詳細をフラウに聞く海翔。
RI社のロボット制御OSがフラウを名乗る何者かに乗っ取られ、アクセスする為の鍵が設定されている。
その鍵と言うのがなんと…
キルバラで勝つ事!
フラウ「こいつを仕掛けたどっかのクソのせいで、ガンヴァレルが汚される。ママの残したガンヴァレルが…あたし、どうしたら…」
涙ながらに話すフラウに、海翔の答えは
「ワンマッチ、勝てばいいんでしょ?」
「そのゲーム、乗ってやるよ。」
世界ランク2位のプライドに賭けてなんて言ってるけど、ロボットの暴走を止める為、そしてフラウの為に鍵攻略に挑む海翔。
しかし、敵をギリギリまで追い詰めると必ずチート技で反撃され、勝つのは困難を極める。
そこで海翔が取った行動は、スローモーを発動させる事!
体を苛め抜いて、任意的に発作を起こす作戦。
だけどそう簡単に成功するはずもなく、体力だけ奪われて散々な結果に。
フラウの方も犯人の手掛かり未だ掴めず。
すると、ゲジ姉からアドバイスが。
『どんなセキュリティでも破れる方法。それは、そのセキュリティを作った人間に接近してパスワードを教えてもらう事。』
その線で行くと、フラウのツイぽアカウントを知ってる人間と言うと東京のキルバラ開発者仲間。
その中に、未だ無事の連絡が来てないのが一人。
さっそくその”マグヤン”に電話してみると、あっさり自分がやったと白状する。
妻と子供を人質に取られて脅されたと言い、人質が殺される事を恐れて脅迫者の事は語らないマグヤン。
取り乱し、母親の事を何か知ってるかと問い詰めるフラウ。
しかしマグヤンは知らないの一点張り。
冷静さを取り戻したフラウは、別な質問を。
フラウ「マグヤン、最後に一つだけ聞かせて。」
「マグヤンって結婚してたっけ。」
前に聞いた時は2次元にしか興味無いといっていたマグヤン。いつ結婚したのか。
すると、マグヤンが目に見えて動揺、と言うか錯乱し始める。
洗脳されてる!
記憶に齟齬が生じ、フィリピンに飛んで妻と子供と再会すると言って通話を切るマグヤン。
「こんな事なら誰も信じなければ良かった。引きこもりは引きこもりらしく、ずっと一人で居れば良かった」と落ち込むフラウに、海翔は励ましの言葉を掛ける。
「そうやって自分を卑下してれば楽だろうねぇ。」って冷たいような言い方してみたり、
「アキちゃんに言わせれば、こなちゃんはロボ部の一員であって、もう既に仲間なんだよねー。だからさ、勝手に一人だと思わないでくれるかな。」ってあき穂を引き合いにだしたり、励まし方が実に海翔らしいw
「ほら」と差し出したポケコンには、海翔のついポを見たロボ部員達からのメッセージが。
おもむろに、自分が引きこもりになった理由を語りだすフラウ。
全てはキルバラを作る為。
母親が失踪して、未完のままのガンヴァレルを風化させない為。
学校に行く間も惜しんでひたすらキルバラ開発に力を注いだフラウ。
フラウ「先輩はキルバラ、好き?」
海翔「ああ。よく出来たゲームだと思うよ。」
褒めてくれたお礼を言うフラウ。
いつもネットスラング交じりで喋るフラウだけど、海翔が頑なに聞こえないふりするので普通の言葉で。
「あ、ありがと。」
海翔を押し倒し、
「褒めてくれて嬉しい。好きって言ってくれて嬉しい。」
可愛い!
でも次の言葉でいつものフラウにw
再びシリアスになり、「お願い。少しだけこのままで、話聞いて欲しい。」
とガンヴァレルへの思いを語るフラウ。
「ねえ、先輩。ガンヴァレルは、もう一度輝けるかな?」
それに対する海翔の答えは、
「さあね。でも、手始めにガンつく2を万博に出展させるとか良いんじゃない?」
フラウ「…この島に来て良かった。八汐先輩に会えたから。ねえ、八汐先輩。勝って。私の為でも、ママの為でもなくて良いから。」
そこに、事情聴取に来た警察のノックが響く。
同時にあき穂達も到着。
あき穂達が芝居して警察を足止めしてくれてる間に、海翔とフラウは鍵破りに最後の挑戦!
ここぞという瞬間に、海翔に貼り付けた低周波マッサージ機のレベルを最大に。
これで失敗したら後が無い。
果たしてどうか…
東京の方も、官庁舎前で機動隊とロボット軍団が対面し大変な事態に。
車を押し退け、柵を壊し、敷地内に侵入するロボット達。
機動隊はこれを迎え撃てるのか…
と、
ロボット達が機能を停止。
海翔が勝った!!
見事勝利し、フラウが停止命令を入力。
しかし、海翔は無茶したツケで倒れてしまう。
ともあれ、一先ずは一件落着。
ネットではまだフラウと母親を疑ってる人間が居るけど、言いたいやつには言わせとけというのが海翔の考え。
フラウも、今回の事を乗り越えたんだから、もう簡単には心が折れたりしないだろう。
体調が戻り、学校へ行けるようになった海翔。
すると、フラウも登校して来た!
授業に出るかどうかはともかく、ロボ部の活動には参加すると言うフラウ。
これでガンつく2完成にまた一歩近付いた!
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槙島の次の計画が始まった。
・薬局で薬の強盗殺人事件。
・街のド真ん中で撲殺事件。
・現金輸送車襲撃事件。
そのどれもがスキャンに引っかかる事なく行われ、撲殺事件なんか周りに大勢の人が居るのに誰も通報しようとしない酷い有様。
『犯罪が起こる事を全く想定していない人々』とは言っても、動画サイトにアップする前に一人くらい警察に通報しろよ!
殺人事件自体よりもこの社会の歪みを象徴する場面でした。
こんな堂々と犯罪を犯せた理由は、犯人達が被ってるサイマティックスキャンを欺くヘルメット型の機械。
殺人犯は突き止めたものの、このヘルメットのせいでドミネーターは使えなかった。
だけど機能の見当が付いてしまえばこっちの物。
槙島が流したこのヘルメットは、周囲の人の正常なサイコパスをコピーして装着者のサイコパスを偽装する機能を持っていた。
要は周りに正常値の人間が居なければ問題無い。
と言うわけで無人区画に追い込んで、見事執行終了。
一方、輸送車襲撃犯はと言うと…
槙島を襲ってヘルメットを全て自分達の物にしようとする犯人グループ。
しかし槙島は、
『これは、啓蒙のための道具だったんだ。』『人が、人らしく生きるために。家畜のような惰眠から目を覚ましてやるために。』
と語り、犯人達へも哀れみを込めて…
槙島強ぇw
犯人は自業自得だ。

やっぱり示現エンジンに向かっていたというアローン。
目的が示現エンジンのエネルギーを奪う事か、はたまた破壊かはまだ不明。
アルジェントソーマみたいに斜め上の真相だと面白いな。
今回は、あかね達が転校した先の学校でパレットスーツ装着者3人目となる女の子が登場。
いや
『バレた→一緒に戦う→OK』ってオイw
このスーツに適正とかは必要ないの?
ももは単純に小学生だから戦わせられないってだけなの?

さすがのシャフトクオリティ!
絵のタッチが原作絵っぽい柔らかい感じでスゲー。
侵食したチョコと、その改変が溶ける様に元に戻る所も良いわー。
つーかEDがネタ!
クレジットがモザイク代わりになってるしw

ユウギリ可愛いよー!
この子が原作の方に出ないなんて、ホントもったいない。
さて、次回はチルドレン登場。
あの3人に、アンディはどんな反応を示すのか。
まあパンドラに居たら、高レベルエスパー見てもそうそう驚かないだろうけど。
もう最初っから山大好きの女の子達が登山しまくる話なのかと思ったら、主人公のあおいは人付き合い苦手な上インドア派、さらにはジャングルジムから落ちた事があるせいで高所恐怖症w
それでも、再会した小学校時代の友人ひなたの強引さに負け、昔の約束通りまた山に登る事に。
まずは丘程度の低い山から挑戦し、山に対する恐怖心が薄らいできたあおい。
次はひなたの家でストーブ(携帯コンロ)とコッヘルを使った登山料理対決をして、『誰かと遊ぶ』事の楽しさを感じ始める。
なかなか面白い。
作者の山好きな感じがでてて、こういう『自分の好きなものを描く』っていう作品は良いな。
例えば『ジャジャ
この曲可愛くて好き。

まさかの変身少女モノ。
一色健次郎が発明し日本の海に立った巨大な塔『示現エンジン』により、世界中のエネルギー問題が解決した世界。
突如来襲する巨大な兵器のような物『アローン』。
その出現を予見していた健次郎は、孫のあかねとその親友あおいにようやく完成した自身の研究成果『ビビッドシステム』を託す。
ToLOVEる、もといトラブルによりジジイいきなりマスコットキャラ化w
いや別にジジイはジジイのままで良いよ!無理にマスコット出さんでも。
想像してたのとだいぶ作風違うな。
まさか変身して戦うとは。
つーかあおいの変身シーンエロいw
あかねは飾り気のないスポーティーな下着だったから、てっきりパレットースーツのインナーかと思ってたけどあおいの見て違うという事がハッキリした。

駆動システムが決まらないため、進まないガンツク2製作。
モノポールを使ってモーターをどうにか作れないかドクに相談して、引き受けてもらえる事に。
未知の素材を前に技術者魂を燃やすドク。
うっかり爆発を起こすトラブルもあって、病み上がりなのにと淳和を心配させる。
流出したガンヴァレル最終話に隠されたメッセージに、君島レポートと共通する内容が。
あまりに荒唐無稽な内容のため、君島レポートを信じられなかった海人だけど、新たに取得したNo.5のレポートをゲジ姉に噛み砕いて説明してもらって、これは世間に公表した方が良いのかと思い始める。
そんな中、関東に直撃する太陽磁気嵐で東京が大打撃。
だんだん現実になり始める君島レポート。
制御を失い暴走するロボット。
すると、ニュースを見ていたフラウにネット仲間から連絡が。
『ハッキングしてロボットの制御を奪うなんて何を考えてるんだ。』と。
もちろん身に覚えなんかあるはずが無い。
しかしフラウのツイぽアカウントでは、犯行声明の書き込みが!
ショックを受けるフラウ。
書き込みを見て心配した海翔が駆けつけた時、そこには…
フラウ!潰れるな!

今回は、宜野座回と同時に朱回。
アバンは色相が曇り気味でカウンセラーみたいな人と話す宜野座から。
ヒーリングの機械に頼るより恋人や家族に相談するのが良いと言われるが…
ドミネーターでは槙島は裁けないという朱の報告を、局長に提出する宜野座。
人的要因によるミスではないのかなんて言われたけど、そんな事は考えられない。
すると局長は、「私と君の信頼関係において」と前置きをしてとある機密情報を宜野座に見せる。
免罪体質者。
シビュラシステムの犯罪係数計測に引っかかりにくい人間は槙島以前にも確認されていて、標本事件の実行犯と目される藤間幸三郎もこの体質で、実は既に確保されていた。
200万人に一人居ると言われるそういう人間が犯罪を犯した場合、ドミネーターでは判別できないため、表向きは任意同行という形で連行した後、極秘に処理するしかない。
槙島もそのように処置する事になるが、当然極秘事項である免罪体質の事は伏せたまま。
ただ『非公開捜査』という形で捜査開始。
すると、非公開捜査では情報が集まらないからと、朱がモンタージュ作成を決断。
「記憶にある視覚情報を脳波から直接読み取って映像化する」メモリースクープという技術で、その時の記憶を追体験する事になる。
皆が心配して反対するものの、朱の決意は揺るがない。
朱「その為に犯罪係数が上がったとしても、構いません。私は執行官になってでも、槙島聖護を追い詰めます。」
宜野座「そんな事を軽々しく口にするな!」
朱「宜野座さん…。大丈夫ですよ。私ってサイコパスが曇りにくいのだけが取り柄ですから。」
そう言えば。
これは、朱も免罪体質者って事か?
朱の頑張りにより、メモリースクープは見事成功。
それにより桜霜学園の教師になって王陵璃華子の事件に関わっていた事も裏が取れ、街頭カメラ等からも情報が集められるように。
当の朱は、ショックな記憶の追体験で酷く消耗したものの、サイコパスには大きな曇りは無し。
その根性に、秀星も感服。
狡噛「常守は、あいつは、もう一端のデカだ。」
一方、悩みは家族に相談した方が良いと言われた宜野座は、唯一の家族である父親を呼び出すが…
ああ、なるほど。そういや前から因縁がある様な事を!そういう事か。
征陸!
朱のサイコパスはなぜ曇らないのか。曇ってしまった征陸の場合はどうだったのか。
疑問や想いを父親にぶつける宜野座。
最後は逆に征陸から質問。
征陸「で、お前はどうなんだ。」
宜野座「あんたに心配される筋合いじゃない。今更父親面しようっていうのか。」
征陸「出世を控えた上司を部下が気遣って何が悪い。お前がさっき俺に行った通りだ。この仕事に疑問があるなら、何か疑わしいと思う様な事を抱え込んだら気を付けろ。そこから先には、俺が嵌まったのと同じ落とし穴が待ち構えているかも知れん。」
まだ打ち解けては無いかもしれないけど、これで宜野座も多少気が晴れたかな?
しかし、征陸が父親だとは思わなかった。
二人の確執は何か他にあるのかと思てたし、そもそも忘れてた。

原作とはパラレルワールドな設定なのか。
ピンバッジ型リミッターはともかく、せっかくユウギリが原作の方にも出ないかと期待してたのに。
アンディの能力は、やっぱり超能力無効化。
能力の効果範囲は狭いものの、範囲内に入ったエスパーにも影響を及ぼし、頭痛等の症状が出る事も。
これリミッター付けないと常に能力ONの状態なのか。
つーかこの世界、超能力そのものを無効化する能力が存在するんだな。
読み切り版ではあったらしいけど、連載版では脳波に作用して超能力を使えなくする『ECM』はあっても発動したサイコキネシスを消去するような能力は出てきてないもんな。
そんな能力を持つアンディを信用できない真木と、次の仕事にアンディを連れて行こうと提案する京介。
二人が会話するカタストロフィ号のバーでバーテンしてるのは、パティ!
変な妄想してる顔してるよw
とにかく、今回も面白かった。
椎名高志のブログによると、京介の能力解放により街がメチャクチャになった時、住人はパンドラメンバーが避難させた後で、安全を考慮してあるらしいw