
脆くも崩れ去る平和への足掛かり。
姉の亡骸を前に、姉の抱えていた物を思い涙を流すミリア。
部屋の外でジゼと寄り添うファムは、今まであまりにも能天気に平和を信じていた、何も知らな過ぎた自分にようやく気付く。
そこに訪れるルスキニアとアラウダ。
ルスキニア「和睦がこのような事になって、本当に残念に思う。」
ジゼ「あなたには、初めからこうなる事が分かっていたんじゃないですか!?あっさり和睦に応じたのも、どうせすぐ壊れてしまうだろうから!」
ルスキニア「こうならずに済めばよいと思っていた。君達の望む通り、あのまま本当に、世界が平和になるならば。だが、そうならない事も分かっていた。本当に、残念な事だが。」
まあ本心なんだろうな。
ルスキニア「ミリア姫を支えてやってくれ。それがリリアーナの願いだ。」
リリアーナに捧げる花を置いて立ち去ろうとするルスキニアに、今度はファムが問いかける。
ファム「あなたも平和を望むんだって言うなら、なんで戦争なんか起こしたの!」
ルスキニア「必要だと思ったからだ。他に何が出来たと言うのかね。君も、自分の必要だと思う事を、すればいい。」
その言い様に怒りを感じるファムだが、何も言い返せない。
そして立ち去ったルスキニアは、すぐに次の行動に移る。
周囲に何の知らせもなく飛び立つ第一、第二艦隊。
意外にもまたサーラはヴァサントの元に残しておくのかー。なんて思ってたらルスキニア自らサーラを奪いに来た!
ヴァサントを赤子の手を捻るように倒し、悠々と目的を達するルスキニア。
ヴァサントー!!
再び始まってしまった戦争に、”自分のせい”と責任を感じているディアン。
まったくだ。リリアーナが庇わなかったとしても、あんな銃でルスキニアが殺せるとは思えないしな。
アルを連れて逃げようとするディーオの元には、アラウダが。
怪我してる事もあり追い詰められるディーオ。
だがそこで、偶然が味方した!
ルシオラの加護を感じるディーオ。
という良いシーンなんだけど、実際の所何でいきなり外れるんだ給油ホース!
ディーオ怪我してたし、固定が甘かったのかな?(台無し)
サドリに艦隊指揮を頼み、サーラを連れてヴァンシップで北へ向かうルスキニア。
目的地は、あの巨大兵器がある場所。
あれの名前は『グランエグザイル』。
エグザイルの上位艦なのかな。
こんな所に埋まって忘れられてたって事は、移民船として使われたエグザイルではなく、元々ここにあったエグザイルなのか?
だとしたら、何でこれを使って移民しようって人は居なかったのか。
新たにプレステールを建設する事が出来なかったのか、それとも他に何か理由があるのか。
サーラを鍵として起動したグランエグザイル。
目覚めの挨拶とばかりに極大ビーム砲。凄まじい破壊力。
この作品でビーム砲とは。
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