
『多蕗の予想は当たらずとも遠からずな感じで、冠葉は両親の居場所についての手掛かりくらいは知ってるかもな』
なんて思ってた俺は甘かった!
思いっきり会っとる!!!
この両親はいったい何をしようとしてあの事件を起こし、そしてこれから冠葉に何を期待しているんだろうか。
一方、日記の半分を手に入れたものの、「運命を乗り換える呪文」なんていうものは何かの比喩だと思ってた真砂子。
眞悧から、何の比喩でもないそのままの意味だと聞かされても半信半疑。
いや、目の前で既に不思議な事が起こってるのに今更?
それとも、何の変哲も無い本にそんな力が本当にあるのかを疑ってるのか?
死ぬはずの弟が変な帽子の力で生きてたり死んだ爺さんが弟の体に憑依するのは信じられても、さすがに呪文を唱えるだけで運命が乗り換えられるなんてのは胡散臭いか。
そして、どうやらあの日記の存在が邪魔らしく、しかし自分では処分できないので真砂子にわざわざ本の力を疑うように誘導した眞悧。
本当に何者なんだこいつは。
人の味方の様な顔をして裏では何かを企んでいる。
ありていに言えば悪魔みたいな感じですね。
この作品におけるトリックスター的位置か。
日記をどうするか悩んだ末、高倉家を訪問する真砂子。
冠葉も晶馬も居ないなか、真砂子の口から陽毬に関する衝撃の事実が!
今までも真砂子は陽毬の事を「あの女」呼ばわりして、冠葉の妹としては見ていないようでしたがやっぱりそうなのか。
でも、事はただの義妹とかそういう単純なものでもないようで。
多蕗も居たこどもブロイラーっていったいなんなんだ!
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