14歳の冬休み
私は、いなくなった―。
血の繋がらない父親の再婚相手に反発して家を出たナオは、自分の家の離れに潜伏する事に。
その後、つまらない意地からおかしな展開に。
心の底では傷つきながらも、強く生きる少女の物語です。
まぁ何というか、カントリーマアムが食べたくなる話です。(え?
これを読んだあと、数年ぶりに食べたカントリーマアムはすごく美味しかったです。
他、人付き合いが苦手な青年と幽霊の女性の心温まるコミュニケーションを描く、『しあわせは子猫のかたち』収録。 どっちも面白かったです。
乙一
角川書店
発売日:2000-12
失踪HOLIDAY漫画版。こちらもかなり良い出来です。
乙一,清原 紘
角川書店
発売日:2006-11-25
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乙一の短編集 さみしさの周波数から、手を握る泥棒の物語を紹介します。
ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、とんでもないものを掴んでしまう
途中から先が見えてしまうところがとても惜しいですが、
主人公の言動と本心の違い。そしてそれを見透かされているところなど
心温まるとてもいい話でした。
面白かったです。
個人的には、最終的に主人公がつかんだ物は”チャンス”だったのではないかと思います。
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