
ヴァッシュの長きに渡る旅にも、ようやく一区切り付きました。
ナイヴスとの決着。
人類はプラントを自らの隣で息づく家族だと再認識し、心を一つにして行く。
これからも行く先々で厄介ごとに首を突っ込み、または自ら騒動の引き金となりながら、慢性トラブル症を抱えたこの男、ヴァッシュ・ザ・スタンビードの旅は続いて行くのでしょう。
最後の最後でシリアスに終わらないところがトライガンらしいですね。
願わくばヴァッシュと、この熱砂の惑星ノーマンズランドに幸あらんことを。
はるか時の彼方
まだ見ぬ 遠き場所で
唄い続けられる
同じ人類のうた

イオ。完結しました。
恋緒みなとが描く海洋冒険浪漫?
ラストシーンは120ページ以上に及ぶ大幅改稿したようですが、元のラストを読んでないのでどっちが良いのかは分かりません。
でも、もともと何故キャタリストなんてものが産まれてくるのかとか、共鳴の詳しいシステムとか、その辺がほったらかされた感じですっきりしないので、もう少し長く続けてもっと納得できる終わり方すればよかったんじゃないかとは思います。
あんだけ引っ張っといて”あれ”が『遺跡とは関係無い』とかそんなんアリか?
あと、全巻通して過剰というか、むしろ無駄にも思えるほどの、不自然なサービスシーンを削ればもっと面白くなったと思います。
何巻だかで倒れた澪を着替えさせ終わって、太洋を部屋に入れた時に寝かされてる澪が下着姿なのは明らかにおかしい! ちゃんと下も履かせろよ!
まあそんなわけで、いくつか不満点もありますが、皆さん一度読んでみてください。